SUV、ウォークスルーできる車種は少ない?

SUVでウォークスルーが可能な車を探しているという方が、ここ数年でどんどん増えてきているのだそうです。

ウォークスルーとはそもそも何なのかというと、まずは助手席と運転席の行き来が可能だという事が一つですね。たとえば最近の軽自動車は、シフトレバーがインパネに設置されたインパネシフトになっており、更にサイドブレーキが足で操作できるカタチになっている車種が増えてきていますので、助手席と運転席の間になにもない状態ができあがります。これがウォークスルーですね。

そこからさらに、後列シートへと歩いて移動できるというのもウォークスルーと言われます。多くの方がイメージされるウォークスルーというのは、こちら側かもしれませんね。具体的な車種で言えば、ミニバンは基本的にウォークスルーになっていると言っても良いかもしれません。

アルファードやヴォクシー、セレナといったファミリー層向けのミニバンにとって、ウォークスルーは標準装備と言っても過言ではないと思います。そんなウォークスルーが、SUVに求められ始めているのには、どんな理由があるのでしょうか?

今回はそんな、SUVにとってのウォークスルーについて、チェックをしてみたいと思います。

SUVにウォークスルーが求められ始めている理由

SUVにウォークスルーが求められ始めてる理由というのは、実は非常にシンプルです。ずばりファミリー層がSUVを購入車種としての候補として、検討するようになってきたためです。

かつてSUVというのは、SUVが好きな人だけが買うといったイメージの車種でした。というのは、もともとSUVというのはアメリカの南カリフォルニアの砂漠で生まれた車種だと言われているのです。

当時のアメリカ社会に反発した人々が、小型のピックアップトラックを改造して、南カリフォルニアの砂漠で暮らし始めたのだそうですが、その時に使っていたクルマがSUVの原型とされています。そんな歴史の流れを持つクルマですので、そもそもファミリー層が乗るといった発想が無かったのかもしれません。

しかし時代の変化とともにSUVもその姿を変えて、現在では「アウトドアを楽しめるクルマ」という位置づけになっています。それに加えて、やはり「家族を大切にしよう」という気持ちから、「家族でアウトドアを楽しめる車」ということで、SUVが候補に挙がってきたという形です。

そうなると、子どもたちのことを見なくてはいけないので、車の中で前列と後列を移動できるウォークスルーが便利だという事になりますね。そういった流れから、SUVにもウォークスルーが求められるようになってきているのかもしれません。

現行モデルでSUVのウォークスルーが少ないのはナゼ?

現行モデルのSUVで、ウォークスルーが可能な車というのは非常に少なくなっています。

これにはいくつかの理由があると言われていますが、一つは、まだSUVが時代の価値観に追い付いていないという事が言われています。ミニバンはそのフォルムの特性上、3列シートが可能です。

しかも予算を抑えたうえでの3列シートやスライドドアが可能で、しかも走行性能は、悪路ではなく通常の舗装された道路をしっかり走れたら大丈夫ということになります。そうなると、予算を抑えた上でウォークスルーを設置することも可能になってきます。ファミリーカーとしてのコンセプトや価値観に、対応しやすいという強みを持っているのです。

それに対してSUVというのは、もともと悪路走行が可能なクルマというコンセプトですので、「家族で乗る車」という部分と大きく離れているため、まだ様々な面で時代に追い付けていないというイメージなのかもしれません。

そもそも、SUVと言えば大きなタイヤと高い車高、そして4WDというのが最低条件とされています。そこには比較的、予算というのがかかってきますので、その上、車内の床をフラットにしてウォークスルーを可能にするには、さらに予算が掛かってしまうということも、SUVでウォークスルーが少ない一つの原因とされています。

SUVでウォークスルーが可能な車種をご紹介

SUVでウォークスルーが可能なのは、初代のホンダCR-Vと、三菱のデリカだけだとされています。

輸入車も含めるともういくつか選択肢があるかもしれませんが、それらのモデルはいわゆる高級車とされるSUVになってしまいますので、ファミリーカーとしてはあまり現実的ではないかもしれません。

SUVを選ぶなら、バランスが重要

クルマというのは、どのように選ぶのかという自分自身の優先順位というのが大切になってきます。全てを満たすクルマというのは基本的には存在しないという前提で、求める条件はこれとこれと…というように、優先順位を付けていく訳ですね。

そのなかで、たとえば「アウトドアに対応できる」「SUVの独特なフォルムを持っている」「燃費が良い」といった3つくらいを考えることで、絞れていくのではないかと思います。その中にウォークスルーが条件として入ってくる場合は、SUVという選択肢そのものを考え直す方が、場合によっては早いかもしれません。

まとめ

SUVとウォークスルーについてご紹介をしてきましたが、いかがでしょうか?SUVの車種が持つ特性上、ウォークスルーというのが実現が難しい部分もあると思いますが、現在のSUVの人気を考えると、今後、新たにウォークスルーが可能な車種が出てくるようになるかもしれません。SUVでウォークスルーが可能なクルマを期待されている方は、今後のSUV市場の動きに、要注目ですね。

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SUV、販売価格をチェックしてみよう

SUVの販売価格をチェックする時に驚いてしまうのは、その「販売価格の上下差」です。もちろんセダンタイプの車であっても、上下差はあります。

たとえばカローラやノートといった車は、多くの方にとって購入しやすい価格帯ではないかと思いますが、上はクラウンやフーガ、レクサスLSといったような車種がありますので、上下差という事を言うなら何もSUVに限った話ではありません。

ただ、車には「イメージ」というものがあります。そもそもセダンタイプという車には「高級車が存在する」というイメージが定着していますし、販売価格についても「1000万円前後はするだろう」といった予備知識があります。

それに対してSUVというのは、ちょっと特殊なジャンルとなっていて、「よく価格が分からないジャンル」という印象をお持ちの方も多いのではないかと思います。今回はそんなSUVの販売価格について、ご紹介をしていきたいと思います。

SUVの販売価格は、驚きの特徴がある

SUVの販売価格は、それこそ先述のセダンのように大きな上下差があります。

たとえばスズキのハスラーは100万円ほどの価格となっていますが、トヨタのランドクルーザーは700万円前後の価格となっています。

同じジャンルなのにこれほどの差があるのです。もう一つの特徴として、スポーツカーを例に挙げたいと思いますが、スポーツカーというのはある程度、エクステリアに共通したコンセプトというのがあります。軽自動車のスポーツカーから、通常のスポーツカーまで、「見たら一目でスポーツカーだと分かる特徴」というのが共通しているのです。

しかしSUVには、ある程度の特徴は共通していますが、ハスラーとハリアーは、同じSUVというジャンルに属していながら、大きくエクステリアが異なります。こういったSUVならではの事情が、よけいに販売価格のイメージを難しいものにしている部分も、あるのかもしれません。

SUVの販売価格、高い車種にはどんなクルマがある?

ここまで、SUVの販売価格については「分かりにくいかもしれない」「イメージが掴みずらい」と、ネガティブな表現を多くしてしまいましたが、実は販売価格の目安については、分かりやすい判断の仕方というのがあります。

あくまでザックリとした大まかな判断の仕方にはなってしまいますが、SUVというのは「本チャンのSUVの方が高い」という傾向があります。つまり、砂漠を本気で走れる仕様になっている本チャンのSUVは高い、というイメージです。

代表例は先ほども登場した、トヨタのランドクルーザーです。こちらは本気のSUVとなっていて、砂漠といった悪路でもしっかりと走れる性能を持っています。

そのため価格は700万円前後と、高くなっていますね。それ以外で有名なものを上げればハマーがあります。中古市場でも人気のH3は500万円ほど。H1になると軽く1000万円を超えてきます。

リンカーンナビゲーターも本チャンのSUVになりますが、安くて500万円、高ければ700万円といった価格となっています。他にも本チャンのSUVというのが何車種かありますが、それらも基本的には高めの価格となっていると考えて、ほぼ間違いはないでしょう。

SUVの販売価格、現実的に検討しやすい車種

SUVの販売価格を考える中で、現実的に検討しやすい車種というのは、いわゆる「バランス型」のSUVです。

上記でご紹介をしたような、砂漠や川といった完全なる悪路走行のために設計されたSUVではなく、ある程度の悪路でもちゃんと走ってくれつつも、舗装された道路では燃費が良く、静粛性もあり、スマートに走ってくれるといったSUVが、こういった「バランス型」といったイメージとなります。

代表的なのはトヨタのハリアーですね。

バランス型のSUVでは高級車とも呼ばれているのですが、販売価格は300万円~450万円ほどとなっていて、同じく高級車と呼ばれるアルファードやエルグランドといった大型ミニバンよりも、やや安いイメージとなります。

他にもマツダのCX-3といった車や、日産のエクストレイル、ホンダのヴェゼルといった車種もバランス型のSUVと言っても良いと思いますが、これらの車種は200万円~300万円ほどの価格帯となっています。

同じ排気量のセダンタイプと比べると、やや高いといったイメージもあるかもしれませんが、ヴォクシーやセレナといった2.0Lクラスのミニバンと近い価格帯ですので、比較的、検討がしやすい価格帯ではないかなと思います。

軽自動車のSUV、販売価格はお得なの?

最後に軽自動車のSUVを見てみたいと思いますが、ここ数年で人気となっているのがスズキのハスラーですね。長年の人気といえば、スズキのジムニーと、三菱のパジェロミニがありますが、いずれの車種についても、150万円あれば購入できる価格帯なのではないかと思います。

これはSUVの中では格段に安いと言えますが、軽自動車というジャンルで考えた場合は、やや高いと感じてしまうかもしれません。たとえば150万円あれば、ダイハツのキャストという車で良いグレードのものが購入できたりもします。

ただSUVは、SUVが好きな人こそが買う車種ですので、このような比較はまずしないとは思いますが、客観的な数字のみを見ると、軽自動車としては高い方になるかもしれません。

まとめ

SUVの価格についてご紹介をしてきましたが、いかがでしょうか?

少しわかりづらい部分もあるSUVの販売価格ですが、基本的には「本チャンが高い」ということと、「バランス型は検討しやすい」、そして「軽自動車はやはりリーズナブル」というのが、大まかな判別基準と言えるのではないかと思います。

SUVの購入を検討されている方は、ぜひご参考いただければ幸いです。

SUV、人気上昇中のハイブリッドモデルと?

SUVの人気が高まる中で、続々と登場してきているのが、SUVのハイブリッドモデルです。やはり日本でSUVに乗るにあたって、本格的な悪路走行というのはほとんどあり得ません。

たとえば海へ遊びに行って、そのまま濡れたボートや浮き輪などをそのまま積み込んでも大丈夫な防水性能であったり、人と荷物をたくさん乗せられる空間の余裕というあたりが、日本でのSUVに求められる部分ではないかと思います。

まさにスポーツユーティリティービークルと呼ばれるのにピッタリなイメージの使い方ではありますが、実は本来、SUVというのはそういったスポーツといった部分から生まれたわけではありません。1960年代のアメリカで「砂漠を走行するクルマ」として生まれたのがSUVの原型です。

もちろん当時はSUVといった名前はなく、ジープやオフロード車といったイメージの方が近かったと思います。具体的には、南カリフォルニアの砂漠で暮らし始めた人達が現れたのです。

彼らはヒッピーと呼ばれており、聞いたことがある方もおられるかもしれません。SUVというのは、彼らが改造して使っていたクルマを、アメリカの自動車メーカーが本格的にクルマとして販売し始めたのがキッカケと言われています。

そんなSUVは、日本では「アウトドア派のためのクルマ」というイメージで定着をしてきました。日本には本格的な砂漠はありませんし、悪路走行といってもある程度のレベル以上の道というのは、ほとんど遭遇することがありません。

そうなってくるとだんだんとSUVにも「燃費」という価値観というのが求められるようになってきます。もともとSUVというのは燃費が悪いクルマの代表格です。

先述の通り、砂漠を駆るクルマですので、大排気量に大きなタイヤ、高い車高、大きな車体、そのいずれの要素も「燃費を悪くするもの」ですね。

実際、トヨタのランドクルーザーといった、本気で悪路走行できるようにセッティングされているクルマの燃費はリッター6kmほどしかありません。今回はそんなSUVにも広まりつつあるハイブリッドについて、ご紹介をいたします。

SUVのハイブリッドは、むしろ本場っぽい?

少し話がズレてしまうかもしれませんが、たとえばプリウスやアルファードといったハイブリッド車は、緊急時に「発電機」として利用するのに耐えられるだけのバッテリーを搭載しています。ハイブリッド車というのは、災害などの非常時に電源として使えるという事ですね。

これはまさに、キャンプなど疑似的に「災害時」に近い状況を作ることを楽しむレジャーでは、大きく活躍することになるのではないかと思います。

もちろん、キャンプに来ているのに、車の電源にコンセントを突っ込んで…というのは、ちょっと趣に欠けるという意見もあるかもしれませんが、ハイブリッド車というのはこういったように、サバイバルの中で生まれた本来のSUVという、本場に近い使い方ができるとも言えるかもしれません。

SUV、ハイブリッド搭載の車種はこちら

日本で販売されているハイブリッドのSUVとしては、まず有名なのがハリアーハイブリッドですね。トヨタのラグジュアリーSUVと言われているハリアーのハイブリッドモデルです。

燃費はリッター約20kmとなっていますので、非常に良い数字だと言えます。また、スバルからはXVハイブリッドというモデルが発表されており、こちらも燃費はリッター約20kmほど。

そして、SUVの売上ランキングでトップを取っているホンダのヴェゼルでは、グレードによってはリッター27kmという驚異的な数字が出ています。

日産からは、エクストレイルのハイブリッドモデルが出ており、こちらは燃費がリッター20kmほどです。つまりハイブリッドタイプのSUVは、平均してカタログ表記が20km/Lを超えているという状況ですね。

ハイブリッドの実燃費について

燃費というのは、カタログ表記だけを見ていても実際の数字が同じになることは、まずありません。

自分が実際に乗ってみて燃費をチェックすると、多くの場合はカタログ表記よりも低い数字が出る結果となります。ガソリン車の場合は、カタログ表記の半分ほどが出れば良い数字だと言われているくらいですので、燃費を調べる際には、カタログ表記と実燃費の両方について情報収集する必要があります。

そんな中でハイブリッド車というのは、カタログ表記に近い数字が出やすいと言われています。

SUVでハイブリッドを選ぶ時の注意点

SUVでハイブリッドを選ぶ時の注意点としては、やはり車両価格を含めた検討ということにんなります。

ハイブリッド車はどうしても割高になってしまいますので、燃費が良いからと言って本当に長い期間で見た時にお得になるかどうかは、しっかりを計算をしておく必要があります。

走行性能とハイブリッドは、関係がない?

ハイブリッド車は走行性能が悪いと言われたりもしますが、実際に日本で販売されているSUVの場合は、そういった走行性能についての心配は、ほぼ皆無と言っても過言ではないと思います。

そもそも本格的なSUVというのは、ただ単なる4WDではなく、「タイヤが1つ浮いた状態になっても、他の3つのタイヤでその状況を脱出できる」という機能が備わっていたり、高い車高によって大きな障害物や急な斜面にも耐えられるといった、特殊なセッティングが必要となるのです。

多くのSUVは、あくまで「アウトドアを楽しむため」ということですので、基本的な走行性能については、ハイブリッドでも問題を感じることは無いと言ってもよいでしょう。

まとめ

SUVのハイブリッドについてご紹介をしてきましたが、いかがでしょうか。

様々な車種を問わず搭載されてきているハイブリッド。特にSUVとの組み合わせは、元々が燃費の悪いクルマと言われていただけに、とても良いのではないかと思います。

今後も新たにハイブリッドモデルが登場するSUVが出てくるのではないかと思いますので、最新情報は要チェックですね。